米国債価格が上昇、財務長官にベッセント氏指名で
[シンガポール 25日 ロイター] - 25日アジア時間の米国債価格は上昇(利回りは低下)。著名投資家のスコット・ベッセント氏が米財務長官に指名されたことを受け、投資家は米財政への着実な対応を期待している。 ベッセント氏は財政赤字の抑制を目指す財政的保守派と見られている。 10年債利回りは6ベーシスポイント(bp)以上低下の4.347%。9月以降は上昇傾向となっていた。 2年債利回りは3.2bp低下の4.336%。30年債利回りは6.3bp低下の4.533%。 ベッセント氏は、選挙公約である減税の実現を優先する方針だと、24日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューで語った。 また、関税の導入、歳出削減、世界の基軸通貨としてのドルの地位維持にも注力すると語った。