<ONE PIECE>テレビアニメが“充電期間”に 2025年4月に放送枠変更
尾田栄一郎さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「ONE PIECE(ワンピース)が2025年4月から放送枠を変更することが明らかになった。同作は、テレビアニメが1999年10月にスタートし、2006年10月からフジテレビ系で毎週日曜午前9時半に放送されている。10月20日~2025年3月30日に“充電期間”に入る。充電期間中、制作チームはアニメのクオリティーをこれまで以上に向上させるための準備に入り、2025年4月から新たなレギュラー枠で放送される。新放送枠の詳細は、12月22日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「ジャンプフェスタ2025」で発表される。 【写真特集】アニメがクオリティーアップ! 充電期間で何が変わる? 25周年記念回も
アニメ放送25周年の記念回となる10月20日は、特別アニメ「ONE PIECE FAN LETTER」が放送される。大崎知仁さんの小説短編シリーズ「ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ」を原案としたアニメで、ルフィが兄のエースを失った頂上戦争から2年後のシャボンディ諸島を舞台に、ナミに強い憧れを持つ主人公の少女が小さな冒険に出発する……というストーリー。
充電期間中となる10月27日~2025年3月30日は「SPECIAL EDITED VERSION『ONE PIECE』 魚人島編」が放送される。魚人島での出来事を再編集し、映像のクオリティーをアップする。音響はドルビーアトモスで制作される。長峯達也さんがシリーズディレクターを務め、横田守さんが作画監督、石山智之さんが撮影監督を担当する。麦わらの一味が歌う「ウィーゴー!~麦わらの一味ver.~」がオープニング主題歌として流れ、「BE:FIRST」がエンディング主題歌「Sailing」を担当する。
「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年・ルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった。日本国内のコミックス累計発行部数は4億1000万部以上で、全世界の累計発行部数は5億1000万部以上。