妻から夫への“過激な復讐”が話題のドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法』、SNSで「印象的だった反応」は?プロデューサーに聞く
ドラマチューズ!『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』(テレ東ほか、火曜深夜24時30分~)が話題になっている。昨年のSeason1も、SNSを中心に「今週のオトサツはどうなった?」と人気を博していたドラマである。Season1では、わかりやすい夫のモラハラ、DVまがいのことから妊娠中の妻が流産、それをきっかけに妻が夫に復讐していく物語だった。プライドを失わせ、公衆の面前で恥をかかせ、仕事を奪い……。だが最後には夫の心の病が発覚、夫婦は向き合っていかなければならなくなる。 【画像】話題のドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』 今回のSeason2はどうなるのだろう。現在6話が終わったところだが、今回は日野美咲(高梨臨)と日野透(栁俊太郎)夫婦が5歳の愛息をアナフィラキシーショックで失うところから話が始まる。夫が見ていてくれたはずなのに、どうして息子はショックを起こしたのか。敏腕漫画編集者としてテレビにも出るほど有能な夫を、漫画家志望だった美咲は自分の夢を絶って支えてきた。それが裏切られたとき、妻は夫を社会的にどう抹殺するのか。
復讐劇の裏側に、視聴者が共感できるテーマ性を
第1話はTVerで100万視聴(※ビデオリサーチにて算出)を超えたという。今はリアルタイムでテレビを視聴する人ばかりではないが、この数字はダントツである。 前作も今作もプロデューサーを務めている倉地雄大さん(35歳)は、「Season1でタイトルを覚えてくださっている視聴者も多かったんでしょう。観ていただいてうれしい」と率直な感想を述べた。「前作とスタッフも一緒なので、今回も原作を元に脚本・監督の上村奈帆さんとじっくり話し合いながら作っていきました。原作は純度の高い復讐劇ですが、復讐劇の裏側に視聴者が共感できるテーマ性を持たせた方が他のドラマとの差別化や映像作品的に深みが出る気がしまして。復讐を通して訴えたいことをテーマにすることで、各キャラクターの新たな一面を掘り下げることができると考えました」