主力選手退団がつきまとうニューカッスル「誰かがクラブを去る可能性は常にある」指揮官が移籍の可能性を示唆
ニューカッスルを率いるエディー・ハウ監督が、移籍を噂される主力選手の去就についてコメントを残した。イギリス『TNT Sports』が伝えている。 【動画|横浜F・マリノス vs ニューカッスル】プレシーズンマッチ 試合ハイライト ニューカッスルはプレミアリーグの定める「収益性と持続可能性に関する規則(PSRs)」を遵守するため、6月30日までに6000万ポンド(約112億円)の資金を用意する必要があり、アンソニー・ゴードンやブルーノ・ギマランイスなど主軸選手売却の可能性もあった。最終的にはヤンクバ・ミンテをブライトンに、エリオット・アンダーソンをノッティンガム・フォレストに放出することで資金を調達し、PSRs違反から逃れている。 しかし以前として、主力選手移籍の噂はつきまとっており、現在はA・ゴードンがリヴァプールに、キーラン・トリッピアーはウェストハムから関心が寄せられていると報じられている。 エディー・ハウ監督は「全力を尽くして戦う」と、主力選手の残留に尽くすようだが、財政的なルールを守るために中心選手の退団の可能性があることを示唆しており、このように語っている。 「ファイナンシャル・フェアプレーがクラブに影響を及ぼしている今、誰かがクラブを去る可能性は常にある。個々の選手の状況については話さないが、入ってくる選手がいると同時に、出ていく選手もいるだろう」 「私が言いたいのは、文字通り全員が“売り出し中”のサインを出しているわけではないということだ。私たちは最高の選手を引き留めたいので、全力を尽くしたいと思っている」 右SBの補強を目指すウェストハムはマンチェスター・ユナイテッドのアーロン・ワン=ビサカの獲得を狙っているが、イギリス『Daily Mail』はトリッピアーも獲得候補に入ったと報じている。エディー・ハウ監督はトリッピアーの状況に関して「キーラン(トリッピアー)がチームを去りたいと望んでいるとは思えない。彼は野心を持ってチームに戻ってきた」と語っている。 またリヴァプールへの移籍が噂されるA・ゴードンについては「彼はニューカッスルに集中している。彼はこのクラブに関するすべてのことに集中しており、気を散らすものは何もない」と伝えている。
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