【ウインターカップ速報】女王・京都精華学園が2試合連続100点超えで8強入り、聖カタリナ学園も持ち味を発揮 [高校バスケ]
リバウンドを制して得点を重ねた京都精華学園
女王・京都精華学園が2試合連続100点超えで8強入り、聖カタリナ学園も持ち味を発揮 [ウインターカップ] 【写真】京都精華学園対聖カタリナ学園フォトギャラリー(16点)をチェック リバウンドを制して得点を重ねた京都精華学園 12月25日、「SoftBank ウインターカップ2024令和6年度 第77回全国高等学校選手権大会」女子3回戦で、2年連続3冠を狙う京都精華学園(京都①)と聖カタリナ学園(愛媛)が対戦。試合開始からリバウンド争いで優位に立った京都精華学園が主導権を握り、101-56で勝利。2試合連続となる100点ゲームでベスト8進出を決めた。 聖カタリナ学園は1回戦で倉吉北(鳥取②)に107-56と快勝すると接戦となった2回戦の足羽(福井)戦では4Q残り8秒にNo.5佐々木結愛が3Pシュートを決めて1点差で劇的勝利している。その聖カタリナ学園は開始から速いテンポで攻めると、No.6尾﨑希星のシュート、No.5佐々木の3Pシュートで得点。残り5分半で9-9と京都精華学園に食らいついていく。 一方、初戦となる2回戦は101-59と山形中央(山形)に快勝した京都精華学園は、強みであるNo.18ユサフ・ボランレ・アイシャットの高さを生かすと、No.6桃井優、No.13満生小珀が3Pシュートを、No.16石渡セリーナのレイアップで決めて引き離しにかかる。クォーター終盤、聖カタリナ学園の得点が止まるとNo.15ンガルラ・ムクナ・リヤ、No.6桃井優がシュートを決め、28-14として1Qを終えた。 2Q序盤、聖カタリナ学園はディフェンス強度がアップ。ターンオーバーを引き出すとNo.10中澤虹晴(2Q12得点)が連続得点をあげて10点差まで迫った。しかし、京都精華学園はNo.13満生がレイアップからリズムを取り戻してNo.18アイシャットがゴール下でコツコツと得点する。リードを広げられる中、懸命のディフェンスをする聖カタリナ学園はNo.8佐藤志菜乃、No.13堤優和らがシュートを決めたが、京都精華学園の58-34でハーフタイムを迎えた。 24点差で後半を迎えた聖カタリナ学園だが、ディフェンスを引き付けてハイローを狙ったり、留学生に対してスピードのミスマッチを生かしたりと笑顔を見せながら集中してプレーする。一方、前半16本のオフェンス・リバウンドを奪った京都精華学園は後半に入っても制空権を握り、得点につなげていく。 No.5佐々木、No.6尾﨑、No.10中澤、No.7権藤乃愛が得点を重ねた聖カタリナ学園だったが、京都精華学園が85-51として4Qを迎えた。 4Q、応援団からの大声援を受けてコートに入った聖カタリナ学園は変わらず必死のディフェンスを披露。オフェンスでは果敢にゴールにアタックし、No. 4村上花穂子の3Pシュート、No.8佐藤のシュートと得点する。終盤にはフレッシュなベンチメンバーも投入し、同様に懸命なプレーを見せ、4Qではこの試合最小の16失点に抑えたが、京都精華学園が101-56で勝利した。 京都精華学園はNo.15リヤが33得点、16リバウンド、No.18アイシャットが32得点、15リバウンドと大暴れ。No.6桃井も10得点をマークした。一方、聖カタリナ学園は2Qで爆発を見せたNo.10中澤が18得点、10リバウンドのダブルダブル。No.5佐々木も15得点を記録している。リバウンドで75-39と大きく上回った京都精華学園だが、18ターンオーバーとミスも多く出た試合となった。