ドジャースがTヘルナンデスの〝代役〟に鈴木誠也を検討「トレード拒否権を放棄するかも…」
ドジャースとFAのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)との交渉が難航する中、失敗した際のバックアッププランとしてカブス・鈴木誠也外野手(30)の名前が浮上している。米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール氏によると、ドジャースはパドレスFAのキム・ハソン、ホワイトソックスのルイス・ロバート・ジュニア、鈴木誠也に興味を示しているという。 キム・ハソンはオフに右肩を手術し、契約しても来季の前半戦の出場は微妙。ロバート・ジュニアもこれまでトレードの噂が絶えず、今季はケガに苦しんだ。カブスはアストロズから外野手のカイル・タッカーを獲得し、外野手としての出場を希望する鈴木はDHになるとみられる。 そのためトレード候補として名前が上がり、米メディア「ドジャーブルー」は「ドジャースはヘルナンデスの代わりに外野手として、あるいは右打ちの野手として他の選択肢を検討し始めている。ロバートと鈴木はヘルナンデスのより自然な代役だが、どちらも今年の成績は芳しくない」と伝え、鈴木がトレード拒否権を有していることには「大谷や山本と一緒にプレーする機会を得たいことから拒否権を放棄するかもしれない」とも見ている。 ドジャースとTヘルナンデスはどちらも再契約を前提に交渉をしているが、契約形態で折り合わずに思いのほか交渉が難航。レッドソックス、ブルージェイズも獲得に乗り出し、決裂する可能性も出てきている。
東スポWEB