リチャード、蛭間拓哉、達孝太…キャンプで注目の「大ブレーク候補」は【パ・リーグ編】
・蛭間拓哉(西武) ※昨季成績 56試合出場、打率.232、2本塁打、20打点、0盗塁 ※通算成績 56試合出場、打率.232、2本塁打、20打点、0盗塁 大卒1年目の昨季は開幕二軍スタートだったが、ファームで結果を残して6月下旬に一軍昇格。広角に安打を打ち、三番に起用された時期もあった。9月に調子を落として数字が下がったが、未知だったプロの世界を1年間経験して手応えをつかんだだろう。コンタクト能力が高く、対左投手で打率.297と苦手意識はない。大卒の同期入団で1年目から活躍した門脇誠(巨人)、森下翔太(阪神)に負けられない。 ・達孝太(日本ハム) ※昨季成績 一軍登板なし ※通算成績 1試合登板、0勝0敗、防御率0.00 将来のエースと期待される右腕は高卒2年目の昨季一軍登板なし。イースタン・リーグで14試合登板し、2勝5敗、防御率5.15だった。集中打を浴びる場面が見られたが、43回2/3を投げて42三振を奪っている。入団当初は線が細かった194センチ右腕だったが、肉体が分厚くなり球に力強さが増している。山下舜平大が高卒3年目の昨季9勝をマークして新人王を獲得した。達も覚醒に期待したい。 写真=BBM
週刊ベースボール