沖縄・玉城デニー知事 7日告示の県議選「知事支持派に過半数死守してほしい」
任期満了に伴い7日に告示される沖縄県議選について、玉城デニー知事は6日、定例記者会見で「危機感でいうと、(知事支持派に)過半数は死守してほしい。死守できなかった場合は、そのとき考えたい」と述べた。 県議会の現有勢力は定数48のうち共産、社民両党などの知事支持派(県政与党)が24議席なのに対し、自民、公明両党など中立を含む不支持派(県政野党)も24議席で同数。不支持派の議長は裁決に加わらないため、県が提出した議案の多くが県政与党の賛成多数で可決されてきた。 玉城知事は「同数で拮抗(きっこう)している。着実に一つずつ成果を出すためには過半数の議席を必要としている」と強調。「各候補者の皆さんには頑張っていただきたい」と語った。 玉城県政の「中間評価」に位置付けられる選挙は16日に投開票される。