ウクライナ、暗殺の露軍司令官「4800回以上の化学兵器の使用を命じた」と訴追していた
日テレNEWS NNN
ロシアのモスクワで17日、爆発があり、ロシア軍の司令官らが暗殺されました。ウクライナ側は前日、この司令官について「4800回以上の化学兵器の使用を命じた」として訴追していました。 ロシアメディアによりますと、モスクワ南東部の住宅前で17日、爆発があり、ロシア軍の司令官と補佐官が死亡しました。死亡した司令官はロシア軍のイーゴリ・キリロフ中将で、放射線や生物化学兵器などの防護部隊を率いていました。 ウクライナメディアによりますと、ウクライナの情報機関による暗殺だったということです。 ウクライナの検察当局は前日の16日、キリロフ中将がウクライナ侵攻をめぐり、禁止されている化学兵器の使用を命じたとして、本人不在のまま刑事訴追していました。 ウクライナ側は、化学兵器の使用は4800回以上に上り、2000人以上の兵士が入院し、3人が死亡したと主張しています。