【阪神JF・1番人気なぜ負けた】ブラウンラチェットまさかの16着大敗 ルメール「馬を気にして…」
[GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ=2024年12月8日(日曜)2歳牝、京都競馬場・芝外1600メートル] 中央競馬の2歳女王決定戦は、5番人気アルマヴェローチェが差し切って快勝。岩田望はうれしいJRA・GⅠ初制覇を成し遂げた。対照的に、単勝3・4倍の1番人気に推されたブラウンラチェット(手塚)は勝ち馬から1秒7差の16着というまさかの大敗。明暗を分ける結果となった。 新馬戦、アルテミスSを文句なしの内容で連勝し、注目を集めて迎えたGⅠ。しかし、木曜時点で前走よりも減っていた馬体重は、やはりマイナス12キロと発表され、直前で人気はじりじりと下がっていった。それでも1番人気には推されたものの、レースでは中団の後ろを追走しながら直線で全く伸びず、16着に大敗。デビュー3戦目で大きな挫折を味わうことになった。 ルメールは「ゲート裏で馬を気にしていました。スタートは良かったけど、狭くなって自分のリズムで運べませんでした。3、4コーナーの馬場が悪く、進んでいきませんでした」とがっくり。フィジカルよりも序盤のロスや経験の浅さに敗因を求めていた。
東スポ競馬編集部