なぜランボルギーニは仮想空間で「レヴエルト」を販売? メタバースで購入した車を複数のゲームプラットフォームで走行可能…ランボの狙いを考察しました
ファストフォーワールドは2024年11月7日に公開
Gravitaslabs社によって設計、開発、配備されたファストフォーワールドは、ランボルギーニのデジタルエンゲージメントとWeb3イニシアチブのハブとなり、ファンとパートナーが新しい体験と利益を探求するためのエコシステムとして機能する。2024年11月7日に公開される最初のバージョンでは、ユーザーのデジタルアイテムを保管するための3Dウォレットと、ユーザーがクルマと対話したり遊んだりするための相互運用可能な機能を備えている。 ファストフォーワールドのプラットフォームにアクセスするためには、初のデジタル・スーパースポーツカーであるランボルギーニ「レヴエルト」を確保する必要がある。このクルマは相互運用可能なエコシステムへのエントリーキーとして機能し、「ファストフォーワールド ジェネシスカプセル」にバンドルされ、プラットフォーム内外で独占的に使用することができる。
AMWノミカタ
Web3やメタバースの話はわかりにくいかもしれないが、簡単にいうと仮想空間で購入した自分のランボルギーニをあらゆるゲームプラットフォームで自分のクルマとして使用することができるようになるということである。NFTアートのように売買もできることから、購入者は収益を得られる可能性も秘めている。 またブランドとしては仮想空間でのランボルギーニ購入者はたとえ所有者が変わっても追跡することが可能なため、購入者だけに的を絞った広告や告知を継続的に行うことができるメリットがある。ランボルギーニに興味を持っている人を容易に識別でき、さらに広告媒体として使えることから、新たなマーケティングプラットフォームとなる可能性を十分に秘めている。 レースと親和性の高いランボルギーニがここに目をつけ「ファストフォーワールド」という独自プラットフィームまで立ち上げるのはさすがといわざるを得ない。
AMW
【関連記事】
- 【画像】メタバースの世界に登場! 最高速度350キロ以上のランボルギーニ「レヴエルト」を見る(10枚)
- ◎ランボルギーニ「レヴェントン」の中身は「ムルシエラゴ」、外観は「アヴェンタドール」の習作!? 3億円前後の値がつく超レアモデルを紹介します
- ◎「ディアブロ」のシャシーとエンジンを使ったヴェクター「M12」が3800万円ならお買い得!? スハルト大統領の息子の野望で散っていったスーパーカーとは
- ◎なんと1億円!!「ウルス」の始祖「LM002」が相場の倍以上で落札…「ミウラ」と同じデザインのホイールを履いた、ハイセンスなランボルギーニでした
- ◎ランボルギーニ新型「テメラリオ」をオンラインゲームに登場!「アスファルト:Legends Unite」で最高のパフォーマンスを体感しよう!