ライトアップした秩父の街を回る「秩父夜街」始まる 平日もライトアップ
ライトアップした秩父の街なかを歩き回るイベント「秩父夜街 彩さんぽ~冬に咲く 歴史と文化の万華鏡~」が12月23日に始まった。(秩父経済新聞) 【写真】計78基のプロジェクターで灯りを演出 町中が撮影スポットに 同イベントは秩父の新しい冬のイベントとして始まり、今年で3回目。今年は「秩父神社」、秩父神社前にある「妙見の森公園」、「秩父今宮神社」、市指定有形文化財の「小池カフェ(旧小池煙草店)」に加えて、秩父札所の15番「少林寺」と13番「慈眼寺」がライトアップのスポットになった。(秩父神社のライトアップは1月6日から) 前回よりも開催期間を長く設け、約2カ月間は平日もライトアップを行う。ライトの模様は秩父を象徴する「夜祭」「氷柱」「銘仙」「芝桜」をモチーフにし、色は「秩父色百選」の中から選び出した。 秩父地域おもてなし観光公社(熊木町)の笠原祐里さんは「彩さんぽは、夜の秩父を中心市街地でも楽しめるコンテンツを作るために、毎年ブラッシュアップして開催している。秩父夜祭が終わった後、秩父神社で2月16日に開催する秩父ウイスキー祭までの間をつなげるイベントとして、いつもより長い期間にした。平日に秩父に遊びに来た人たちも楽しめるよう、期間中は毎日ライトアップできるよう準備してきた」と話す。 その他、「NAKED, INC. (ネイキッド)(東京都渋谷区)」が開発した提灯(ちょうちん)をレンタルした人が街なかを回ることで、光の演出の中に参加できる「NAKEDディスタンス提灯」は1月11日から土曜・日曜・祝日のみ貸し出しを行う。提灯レンタル会場の小池カフェで600円支払うか、バルチケット1枚と引き換えに貸し出す。同提灯を借りた人には秩父の三大氷柱いずれかの入場券、または、イチゴ農園や宝登山ロープウエーで500円券として利用できる「周遊クーポン」を進呈。提灯の貸し出し受け付けは17時30分~19時45分で、返却は同日20時30分まで。 「ありがたいことに毎年楽しみに来てくれる人がいて、ライトアップのスポットを増やしてほしいという要望があった。さまざまな色のライトアップを、万華鏡を見るように楽しんでもらえれば」と笠原さんは話す。 イベントに合わせて会場周辺の43店でサービスが受けられる「秩父夜バル祭~彩さんぽ」も同時開催する。ナイトウオークをしながら使える「夜バル参加店チケット」(5枚つづり2,500円)を用意し、店によってはイベントに合わせた特別メニューもあるという。 チケットは紙チケットと電子チケットがあり、紙チケットは「じばさん商店」(宮側町)、提灯レンタル会場、夜バル祭参加店の一部で販売。電子チケットはアプリ「Burarin」で販売する。2月16日まで。
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