健大高崎、大阪桐蔭の強豪が敗れる!智辯学園・田近完投、小松大谷・西川「マダックス」、京都国際の西村が完封、西短は圧勝【24年・夏甲子園8日目】
2024年の第106回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)8日目は14日、2回戦4試合が行われた。 【トーナメント表】夏の甲子園 8日目までの結果 第1試合は、智辯学園(奈良)が、春夏連覇を狙った健大高崎(群馬)に2対1で競り勝ち、2年連続で3回戦に進んだ。1対1で迎えた9回、1番の佐坂 悠登内野手(3年)が左前への決勝打を放って勝負をつけた。先発の田近 楓雅投手(3年)は、無四球10奪三振1失点の完投勝利を挙げた。 第2試合は、小松大谷(石川)が、夏甲子園5回優勝を誇る大阪桐蔭(大阪)を3対0で破って、初の3回戦進出を果たした。先発の西川 大智投手(3年)が5安打、92球での完封で「マダックス」を達成した。大阪桐蔭は夏の甲子園初の完封負けを喫した。 第3試合は、京都国際(京都)が新潟産大附(新潟)を4対0で破り、ベスト4に輝いた21年以来、夏2勝をマークした。0対0で迎えた7回に先制すると8回には3点を加えて勝負を決めた。投げては先発の西村 一毅投手(2年)が、3安打完封の好投を見せた。 第4試合は、西日本短大附(福岡)が13対0で菰野(三重)に圧勝した。初回に1点を先制すると、3回に相手のミスに乗じて4安打などで8得点。終盤にも得点を重ねて、優勝した1992年以来の夏2勝を挙げた。 大会9日目の15日は、午前8時から2回戦4試合が行われ、ベスト16が出揃う。