大阪で話題の「うめきた公園」を眼下に、栗&いちじくスイーツブッフェ開幕
JR大阪駅直結、「グランフロント大阪」北館に位置する「インターコンチネンタルホテル大阪」(大阪市北区)では、「栗といちじくのスイーツブッフェ」が10月11日からスタート。旬を迎える栗といちじくをメインに据え、梨やぶどう、かぼちゃなど、秋の食材を使ったスイーツがそろい踏みとなる。 【写真】断面が美しい…良質ないちじくを活かしたケーキ ■あえてモンブランは出さない、新解釈の栗スイーツ ブッフェ会場となるのは、9月に開業したばかりの「うめきた公園」を眼下に望む、20階「NOKA Roast & Grill(ノカ ロースト&グリル)」。秋の豊富な食材が創作意欲を刺激し、シェフたちから多くの案が出たなかから厳選した、20種類の新作スイーツがブッフェ台に並ぶ。 5種類ある栗スイーツは、定番のモンブランはあえて出さずに、栗を使った新たな組み合わせのケーキに挑戦した。シェフおすすめの「栗のティラミス」は、ティラミスを構成する要素を分解して、栗バージョンに再構築。マロンシロップをたっぷり塗ったスポンジ生地と、渋皮栗が散りばめられたマロンムースが交互に重なる。トップには渋皮栗と甘露煮がトッピングされ、たっぷりの栗がケーキに凝縮された濃厚な一品だ。 ■良質ないちじくを活かす「萌え断ケーキ」 リッチ感あふれる栗スイーツとは対照的に、いちじくのケーキにはすべてに生のいちじくを使用し、瑞々しいさっぱりとした味わいが広がる。近年ぷりんとした良質ないちじくが市場に出回るため、今回のビュッフェのメインに選ばれたという。輪切りのいちじくの断面が並ぶ「いちじくのショートケーキ」や、桃色の「いちじくと赤すぐりのムースケーキ」など、いちじくが際立つ見た目にも可愛いケーキが揃う。 濱本佳秀シェフは「いちじくは合わせる食材を工夫しました。相手の味が強すぎるといちじくの良さが活きないので、いい塩梅を探るのが難しかったです」と話す。 そのほか、シャインマスカットが乗った「和梨と洋梨のレアチーズケーキ」や、シナモンティーのクリームとローズマリーとの組み合わせにこだわった「かぼちゃのプディング」など、秋の食材を使ったケーキやパフェ、焼き菓子、「いちじくと生ハムのタルティーヌ」などのセイボリーが並ぶ。 さらに、店内には、家族連れに喜んでもらえるように今回から導入された、アイスクリームカートが登場。巨峰、梨、ほうじ茶、栗のフレーバーからアイスを選び、自分でチョコスプレーやアーモンドのトッピングを楽しめる。 ドリンクには、さつまいもの甘さ広がる紫芋ラテ(別途400円)のほか、コーヒー、紅茶がラインアップ。9種類のTWG Teaセレクションのなかには、セイロンティーをベースにりんご、いちごが香るホテルオリジナルブレンドも。 スイーツブッフェは、10月11日から12月1日まで、金土日祝日限定、昼3時~夕方5時の3部制で開催。料金は5900円(90分制・別途サービス料)。