山口が首位清水を撃破! MF吉岡雅和&MF佐藤謙介弾で2発完封勝利
[6.2 J2第18節 山口 2-0 清水 みらスタ] J2リーグは2日、第18節を開催した。6位レノファ山口FCはホームで首位清水エスパルスと対戦し、2-0で勝利した。 【写真】「何度見もした」「可愛すぎる」「惚れてしまう」仲田歩夢がピッチ外でもファン魅了 ここ4戦無敗の山口は上位陣へ食らい付くべく2試合ぶりの白星を狙った。首位独走態勢に入りたい清水は2連勝を目指して敵地に乗り込んだ。 試合は立ち上がりから五分五分の展開。清水がややボールを握るも、先にスコアを動かしたのは山口だった。前半14分、左サイドから攻撃を仕掛けると、DF新保海鈴がMF田邉光平とのワンツーでボックス内に切り込む。強引に入れたラストパスをMF佐藤謙介が押し込んだ。 さらに山口は前半27分、敵陣ハーフウェーライン付近から縦にパスが繋がると、MF河野孝汰が反転で前を向き、近くのFW若月大和に入れる。若月の落としをMF佐藤謙介がダイレクトでシュート。遠めから豪快に右足を振りリードを広げた。 試合は山口の2点リードのまま前半を折り返すと、反撃に出たい清水は後半の入りから猛攻を仕掛けた。前線のFW北川航也をターゲットにボールを前進させると、左サイドのDF山原怜音、MF乾貴士を起点にチャンスメーク。途中出場のMF松崎快、MF成岡輝瑠が流動的に動いた。 清水は後半38分に好機を迎えた。ペナルティエリア手前中央、やや遠い位置でフリーキックを得ると、山原が右足で直接狙う。鋭いシュートはゴール左真角のポストに直撃。得点とはならなかった。 試合は終盤にかけて清水がさらに攻撃の手を強めるも、山口はGK関憲太郎を中心に守備陣が跳ね返す。2-0のままタイムアップを迎え、山口が2試合ぶりの白星を飾った。