和歌山パンダの赤ちゃん「親子で過ごす時間増える」
和歌山県白浜町の動物園や遊園地があるテーマパーク「アドベンチャーワールド」で8月14日に生まれた雌のパンダの赤ちゃん。出生時は体重が75グラムと、これまで同園で生まれた赤ちゃんの中で最も小さく生まれたが、飼育員が24時間体制で見守っており、同31日には体重が276.8グラムにまで成長した。 【拡大写真と動画】和歌山パンダの赤ちゃん誕生2週間「黒い模様はっきりと」
同園によると、赤ちゃんは体重増加に伴って、授乳時の体温低下が収まりつつあり、親子で過ごせる時間も増えてきたという。 赤ちゃんの母親の「良浜(らうひん)」は、体温が下がらないよう、赤ちゃんをしっかりと抱きかかえ、頻繁におしりをなめては、排泄を促す様子もみられるようになってきたという。
また、飼育員らは毎日新鮮な竹やリンゴを用意して、良浜が栄養価の高いミルクを授乳できるよう努めているという。同園では、公開日は親子の様子をみながら決定するとしている。