うどんを食べるならこれ乗せて! あいこちゃん牛カルビそぼろカレー味
手早くお昼を済ませたい人にとって、冷凍うどんは心強い味方です。電子レンジでも熱湯でも調理でき、それでいてモチモチした歯応えが味わえます。 【写真】牛カルビそぼろカレー味の缶詰で「そば屋のカレーうどん風」、じつにウマかった 缶詰博士の黒川氏も、常に冷凍のさぬきうどんをストックしているそうです。 「具にはもちろん缶詰がオススメ。どんな種類でもおいしくなるけど、このあいだ試した牛そぼろ缶が良かった。カレー味なので箸が止まらないんです!」
■予想外の出来事 今回紹介するのは、伊藤食品が4月に発売した「あいこちゃん ご飯にかける牛カルビそぼろカレー味」であります。 同社はツナ缶やサバ缶などの魚介缶で知られているけど、近年は肉缶も充実していて、昨年は同じ牛カルビを使った「ご飯にかける牛カルビそぼろ 焼肉味」を発売している(紹介した記事はこちら)。 どちらも"ご飯にかける"と謳っている通り、白飯との相性が抜群なはずだが、今回のカレー味では予想外の出来事があった。それは一体なにか?
■懐かしい匂い 試食をするときには、まず開缶して中の様子を観察するのがいつものやり方である。表面の様子をさっと確認し、続いて匂いを嗅ぐのだが、ここで予想外の出来事"その1"があった。 カレーの匂いを嗅いだ瞬缶(瞬間)、下町のそば屋を思い出したのだ。それは昨今流行のスパイシーなカレーではなく、もっと心の深い部分に語りかけてくるような、あの懐かしいカレーうどん(そば)の匂いであります。
■白飯が飛ぶ 中身をフォークですくってみると、そぼろの合間にニンジンが混ざっているのが見えた。我が家のカレーも同じようにニンジンを入れることが多く、それだけで親近感を憶える。 それはともかく、すくった分をひと口食べたときに、予想外の出来事"その2"が起こった。味付けが甘いのだ。スパイスの風味はちゃんとあるけど、それよりも後を引くような甘さがあり、それが分かった途端に白飯という観念が吹っ飛んだ。これは絶対うどんに合う!