【広島】関大・金丸夢斗、明大・宗山塁らドラフト上位候補20人の映像確認 今季2度目のスカウト会議
広島は5日、マツダスタジアム内の球団事務所でスカウト会議を行った。1月の会議で248人だった今秋のドラフト指名候補を127人(投手82人、野手45人)に絞り込み、約20人の上位候補の映像を確認した。 約20人は関大・金丸夢斗投手、明大・宗山塁内野手、青学大・西川史礁外野手、大商大・渡部聖弥外野手や、広陵高・高尾響投手ら。この日は高校生、大学生、社会人を含めた全体の候補を絞り込んだという。田村スカウト部長は、指名方針について「今の段階で即戦力とか高校生中心とか、そういうことではない。各地区からいい選手を推薦してもらった」とした。 昨秋はドラフト約2週間前に12球団最速で常広(青学大)の1位指名を公表。楽天と2球団競合の末、新井監督がクジを引き当てた。昨秋ドラフトは競合ラッシュとなり、1度目で4度の抽選、外れ1位でも2度、外れ外れ1位でも抽選が行われ、単独指名は2球団だけ。今秋について、田村部長は「やっぱり結構、重複するんじゃないか。昨年は2球団、3球団が重なったが、今年はもっと一極集中になるんじゃないか」と展望を示した。
報知新聞社