映画「ベイビー・ドライバー」に出演の16歳俳優が死去、走行中の車両から転落 米
(CNN) 2017年の映画「ベイビー・ドライバー」で主人公の幼少期を演じた俳優、ハドソン・ミークさんが死去した。16歳だった。米アラバマ州のベスタビアヒルズで走行中の車両から転落したという。CNN提携局のWVTMが報じた。 ミークさんは今月19日、走行中の車両から転落して鈍的外傷を負い、病院に搬送されたが21日に死亡した。ジェファーソン郡検視局がWVTMの取材に明らかにした。 本人のインスタグラムのアカウントには、「この世で過ごした16年間はあまりにも短すぎたが、それでも彼は非常に大きなことを成し遂げた。会う人全てに多大な影響を及ぼした」との文言が投稿された。 ミークさんは俳優や声の吹き替えでさまざまな役柄を演じた。最もよく知られているのは「ベイビー・ドライバー」でアンセル・エルゴートさんが演じた主人公ベイビーの幼少期だ。 この他NBCのドラマシリーズ「Found」や最近公開されたスリラー映画「The School Duel」にも出演していた。 葬儀場のウェブサイトに掲載された訃報(ふほう)によると、ミークさんは「内省的で思慮深い」性格。旅行好きでスキーやウェイクボードなどのアウトドアスポーツを楽しんでいたという。 WVTMによると、ベスタビアヒルズ警察署は現在もミークさんが死亡した状況を捜査中。CNNはこの件に関して同署に連絡を取り、詳しい情報を求めている。