【福岡ボート(サマータイム)一般】勝率6点台のボートは超抜艇
<4日・福岡ボート・3日目> <記者コラム・森大輔の勝ち組の法則> 馬力が落ちた低出力型エンジンになったことで、機力構成に占めるエンジンの割合が減り、その分を補うようにボートの比率が増しています。ボートの良しあしが機力を大きく左右するようになっており、機力を測る上でボートは無視できません。 塩田北斗が興味深い話をしてくれました。塩田の43号機はS評価にしていますが、その根拠は中間整備でギアケース交換が施された2節前の武田正紀が強烈な動きだったから。 ただ、この時にセットされていたボートは勝率が6点台の超抜ボート148番。武田の超抜の動きにはボートの助けがあったはずだと言います。「この43号機は中間整備で確実に良くなっていると思うけど、SではなくてAランクだと思います。今節(2連対率、勝率トップの)101番に乗っている荒牧凪沙君がDランクのエンジンなのにいい動きをしているのは絶対にボートのおかげ。2節前の武田さんの動きは、抜群のボートと組み合わさったからだと思いますよ」 実際に2節前に優勝した深川真二も同じことを言っていました。「武田さんのあの伸びは絶対にボートがいいからよ。今はボートの差で全然違うからね」と。ボートに関しては、2連対率の高さはもちろん、勝率が高いものこそ正真正銘の超抜艇と言われます。 ボート2連対率上位の一覧表の中で、勝率が6.00を超えるのは101、159、129、148番。表内はどれも注目のボートですが、中でも今節に登場している101、129、148番にはいっそう注目しましょう。