超リアル志向な“タルコフライク”FPS『Gray Zone Warfare』がSteamにて早期アクセス開始。元特殊部隊員として広大なフィールドで生き残れ
チェコに拠点を置くMADFINGER Gamesは4月30日(火)、『Gray Zone Warfare』の早期アクセスを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)である。 『Gray Zone Warfare』画像・動画ギャラリー 『Gray Zone Warfare』は元特殊部隊員として、3つのPMC(民間軍事会社)派閥から選択し、それぞれのタスクをこなしていく対戦MMOFPSゲームだ。本作は「PvPvE」モードと「PvE」モードが搭載されており、ゲームを購入すればどちらのモードも追加DLCの購入をせずプレイが可能になる。 なお、本作は東南アジアを舞台とした42km²で展開されるオープンワールドの世界が魅力的。プレイヤーは最大4人のチームを編成し金品を回収。そして、敵に殺されないように安全に帰還することを目的とした『Escape From Tarkov』ライクな作品となる。 また、本作はリアル志向なゲーム性が特徴的であり、本物の弾道モデルやリアルな弾道シミュレーションを搭載。ほかにも、ダメージを受けた部位によって応急方法が異なりパフォーマンスが落ちてしまうほか、100種類以上ある武器のアタッチメントから自由にカスタマイズできたりと、リアル志向なことが分かる。 レビューを確認してみると、リリースから約12時間が経つ記事執筆時点で8150件のレビューのうち、60%が好評を示す「賛否両論」を獲得。レビューではSteamでは数少ないタルコフライクのゲームとして賞賛する声からリアルなゲーム性が好評を得ていた。 一方で、パフォーマンス面で問題があり、十分なFPSが出ないとして低評価レビューが見受けられた。さらに本作はリリース前から注目を浴びていたこともあり、リリース初日はユーザーが殺到。アジアサーバーでは200人を超える長蛇の待機列ができ、サーバーではロールバックやラグなども発生する障害が起きていた。 ということもあり、低評価レビューが急増し、一時レビュースコアは「やや不評」に。しかし、そのサーバー問題も徐々に解消されてきた記事執筆時点ではレビュースコアが回復している模様で、1時間で4%も高評価率が上昇していた。 公式X(旧Twitter)についても現在不具合の修正に取り組んでいることが明かされており、パフォーマンス面や根本的なバグなどが解消されてきている模様だ。 『Gray Zone Warfare』はPC(Steam)にて販売中。価格は4つのエディションが用意されており、最低価格は3900円だ(詳しくは画像を参照)。プレスリリースでは本作のクリエイティブ・ディレクターであるマレク・ラバス氏のコメントも掲載されているので興味があればあわせてチェックしてみて欲しい。 以下、プレスリリースより ■『GRAY ZONE WARFARE』 早期アクセス開始。チェコの独立系ゲームスタジオとして世界的に知られるMADFINGER Games、 『Gray Zone Warfare』がSteamの早期アクセスの開始を発表 現在Steamウィッシュリストの世界第7位にランクインしている『Gray Zone Warfare』は、謎に包まれたラマン島の大災害の中で、民間軍事会社と戦術的アクションを中心とした没入感のある世界を、プレイヤーが探検できるように全世界に向けて公開しました。 ローンチトレーラーをご覧ください 元特殊部隊員として、3つのPMC(民間軍事会社)派閥から1つを選択し、それぞれが島で独自の目標を追求します。最大48人のプレイヤー、1000体のAIユニット、150の多彩なタスクが用意された42km²のオープンワールドに入り、ソロまたは最大4人のチームで任務を遂行します。他のプレイヤーとのPvEvPモードで非情な戦場を体験したり、PvEモードで敵ユニットを相手に戦略を練ったり。熱帯のジャングルを背景に、臨場感あふれる雰囲気とアジア郊外の建築物があなたを待っています。すべてのショットにインパクトがあり、一挙手一投足が重要です。 『Gray Zone Warfare』のクリエイティブ・ディレクターであるマレク・ラバス氏(Marek Rabas)は以下の通り述べています。「当作に携わることで、PMC環境の現代的なタクティカルFPSがどのようなものであるべきか、すべてのアイデアとビジョンをゲームに投影するという私の夢を叶えることができました。我々は今、MADFINGER Gamesで作った最高のゲームを皆にプレイしてもらえることを望んでいます。」 『Gray Zone Warfare』のアーリーアクセスは、ボーナス装備、ベーシックロッカー、ロックボックスが付いたスタンダードエディションのアクションが$34.99 / 34.99€で販売中です。タクティカル・アクションの激しいオープンワールドをより深く楽しみたい方には、タクティカル・エディションを$57.99 / 57.99€で、作戦効果を最適化する追加装備、ロッカー、ロックボックスを含むエリート・エディションを$79.99 / 79.99€でご用意しています。最高レベルのサポーター・エディションは$99.99ドル/99.99€で、開発をサポートし、追加コスメティック・アイテムを受け取ることを望む、最も熱心なコミュニティ・メンバー向けに提供されています。 『Get Gray Zone Warfare』Steamページ: 関連リンク: ● Steam: ● 公式サイト ● X: ● Youtube: ● Discord: MADFINGER Gamesについて MADFINGER Gamesは、『Gray Zone Warfare』を手がけ、『Shadowgun』や『Dead Trigger』などの受賞作で知られる、世界的に有名なチェコの独立系ゲームスタジオです。
電ファミニコゲーマー:cookieP
【関連記事】
- ポーカー×デッキ構築ゲーム『Balatro』がSteamで人気&「圧倒的に好評」、イカサマや特殊能力となんでもあり。シングルプレイ専用カードゲームとしては異例のSteam版同時接続者数2万3千人超え、日本語にも対応
- 『ギルティギア ストライヴ』新キャラクターのシルエットが公開。3月21日よりカリフォルニアで開催される「ARC WORLD TOUR FINALS 2023」にて試遊可能
- Amazon「新生活セール FINAL」開催中。ゲーミング関連から日用品、飲料・食料品まで4月からの新生活に向けたオススメ商品をまとめて紹介中。セール期間は4月1日(月)23:59まで
- 「リモコン」でお馴染みのワンダフル☆オポチュニティ!さんによるポケモンのコラボ楽曲「ゴー!ビッパ団」が配信開始。初音ミクに加え鏡音リン&レンらがひたすらビッパ愛を語るほっこりする曲に
- 『地球防衛軍6』PC版が発売延期、「2024年夏に発売予定」となる。すでに発売されたPS4、PS5版はシリーズの“らしさ”を楽しめる作品として好評