フェンシングの女王・江村美咲「楽しみと不安が半々」も目標は「個人、団体で金メダル」
日本オリンピック委員会(JOC)はパリ五輪開幕50日前となった6日、都内で23年度のJOCスポーツ賞表彰式を開催した。特別栄誉賞に選ばれたフェンシング女子サーブルで世界選手権2連覇の江村美咲(立飛ホールディングス)は「昨年も優秀賞を頂き“2連覇目指します”と言っていたが、本当にできて、またこの場所に立ててうれしい」と笑顔で話した。 2度目の五輪へ、現在は「楽しみと不安が半々」だというが、調整は順調な様子。「結果として(の目標)は個人、団体で金メダル」と話した。最優秀賞には陸上やり投げ女子の北口榛花(JAL)が選ばれ、ビデオメッセージで「(パリでは)メダル獲得を目標に頑張りたい」と意気込んだ。 《上野 五輪戦士を激励「後悔のない試合を」》 ○…杭州アジア大会で6連覇を達成したソフトボール女子代表は優秀賞を受賞。08年北京、21年東京の両五輪金メダリストでもある上野由岐子投手(41=ビックカメラ高崎)は「後悔のない試合をしてほしい」とパリ五輪に出場するアスリートにエールを送った。フィギュアスケート世界選手権の女子で3連覇し特別栄誉賞に選出された22年北京五輪銅の坂本花織(24=シスメックス)は「いろんな競技を応援したい」と語った。