状況を読み切れ!デカバス連打につながるプロの思考方法【実践編】
動画連動の連載、奥田学さんによる『365daysフリースタイル』が好評につき、シーズン2へと突入! 初回エピソード1は四国・高知へと足を伸ばし、メジャーリバーでの陸っぱりバスフィッシングを敢行。…が、折しも季節は春の風物詩・三寒四温の三寒真っ只中…。強く冷たい雨、吹きすさぶ暴風…。でかバスを連打し続けてきた当連載の運命や如何に… 【画像】「釣れすぎ…」最終日、怒涛のブラックバス3連打
奥田学(おくだ・まなぶ)
ビッグベイトやジャイアントベイト、そしてアンブレラリグなどストロングスタイルを主軸に、現場最大級のバスを仕留め続けるMr.バンタム。愛称は“ロボ奥田”。直立不動で精密機械の如く狙った獲物を確実に仕留めるのがその名の由来だ。当連載ではバスのみならず、淡水海水の大物ゲームに挑む氏のフリースタイルをお届けしている。
航空便のため最小限タックルで挑む初回
4月上旬、高知龍馬空港へと降り立ったのは当連載の主、奥田学さん。普段は愛車での現地入りが多いが、今回は珍しく航空便での現地入り。ふんだんにタックルが詰み込まれた愛車とは異なり、ロッドは実に3セットという最小限に絞り込んでの移動となった。 奥田さんの右腕・バンタムは全て、2ピースはセンターカット、1ピースはグリップジョイント。いずれも手荷物預かりで収まる仕舞寸法で、超過料金も一切ナシ(※航空会社による)。それでいてパワー漲るポテンシャルを十二分に発揮することは、これまでの当連載を見ても明らかだろう。 奥田「いよいよ始まりました、シーズン2! だけど…地獄やね…」 意気揚々と高知へと乗り込んだものの、現地の天候は冷たい雨…。前夜から激しく降り続いた雨がフ ィールドコンディションを劇的に悪化させていたのだ。 奥田「どこもかしこもド茶ニゴリ。川は雨に弱い。とりあえず少しでも水が良い場所を探していこう」 当初は波介川をメインとした釣行を目論んでいたが、雨に極端に弱い同河川だけでは太刀打ちできそうにない。周辺の河川も視野に入れ、まずは奥田さんの言う釣行第一段階「サーチ&バイト」を狙っていくのだった。 【使用タックル】 [プロップマルチ、マルチシャッド、ジジルプロップ他用] ●ロッド:バンタム274M+ ●リール:ステラC3000XG+夢屋パワーラウンドノブ●ライン:ピットブルG5 1号+スーパートラウト アドバンス ビッグトラウト ショックリーダー8ポンド(バリバス) [アーマジョイント、デビルスイマー、コブシ他用] ●ロッド:バンタム173MH-SB●リール:バンタムXG+夢屋ウルトラストロングハンドル48ミリ BH-1●ライン:アブソルートAAA20ポンド(バリバス) [アーマジョイント、デビルスイマー他用] ●ロッド:バンタム1711MH+SB/2●リール:アンタレスDC MD+夢屋ウルトラストロングハンドル48ミリ BH-1●ライン:アブソルートAAA20ポンド(バリバス) *指定外は全てシマノ製品。