進化遂げる自動運転 斎藤佑樹キャスター“未来の車”を取材 ほぼ自動運転の路線バスも
斎藤キャスター 「こういうのは…ウインカー出して、よけていくんだ!」 車を回避しました。搭載しているカメラ等で200メートル先まで状況を把握できるといいます。さらに、横も後ろも“死角なし”。左折の場面では…
斎藤キャスター 「犬の散歩をしている人もいたり、自転車が来たりしましたけど、ちゃんとゆるめて、通ろうとしてますね」 後方からやってきた歩行者が、横断歩道を渡るのを待ってから、安全を確認したうえで曲がります。 斎藤キャスター 「カーブの曲がり方も本当にスムーズで、乗り心地がいいですね」 この自動運転の車を使い、来年度中には横浜で一般のお客さんを対象としたタクシーのようなサービス実証実験を開始していきたいということです。 ◇ なぜ自動運転の開発に力を入れるのでしょうか? 日産自動車 土井三浩 常務執行役員 「この先の日本の交通課題を解かなきゃいけないというのが モチベーション。町の中で人が動いているという状態が、町が元気ですよね。元気な町を作ろうと思うと、移動手段がやっぱり必要だなと」 斎藤キャスター 「まちづくりに関与して町を元気にしていきたい?」 日産自動車 土井三浩 常務執行役員 「おっしゃる通り」 ◇ 社会問題の解決にもつながるという自動運転技術について、街の人に聞きました。 50代 「すごく便利だとは思うんですけど、ただ狭い道とか、歩行者が急に出てきて、本当に止まってくれるのかとか。まだAIの機能に頼るのは不安」 まだ不安に感じる人がいる一方で、期待が高かったのが高齢者の移動手段についてです。 富山県出身 「実家が田舎で過疎が進んでいるから、(親が)免許を更新する話を聞くと、早く手放してほしいなという気持ち。早く自動運転が普及してもらえると助かるなと思います」 ◇ その「自動運転技術」が“地域の足”となっている場所もあります。