【マーメイドS・傾向と対策】荒れる可能性が高いレース、前走3勝クラス組が圧倒、若い馬が中心、などの傾向
【傾向と対策】マーメイドS(G3・16日・京都・芝2000メートル) 「マーメイドS」は2006年からハンデ戦として開催している。今年は阪神競馬場の改修工事により、京都競馬場で開催される。過去10年のデータで調べた。 ▼重賞組は割引 前走クラス別の成績は G1【0・0・1・7】 G2【0・2・2・4】 G3【1・2・3・31】 オープン特別(リステッド含む)【2・1・2・10】 3勝クラス【7・3・1・48】 2勝クラス【0・2・1・18】 出走頭数に違いはあるが、3勝クラス組が7勝と圧倒している。オープン特別組も優秀でこの2組が中心になりそうだ。一方で重賞から参戦した馬はG3組に実績はあるものの、やや劣勢となっている。 ▼若い馬が中心 馬齢別の成績は 4歳【4・4・2・42】 5歳【5・5・6・56】 6歳【1・1・1・16】 7歳【0・0・1・3】 勝ち星では5歳馬がリードしているが、勝率、連対率では4歳馬がトップ。6歳馬以上も好走しているが、若い馬ほど優秀な傾向となっている。 ▼波乱の可能性も 人気別の成績は 1番人気【2・1・1・6】 2番人気【0・2・1・7】 3番人気【1・1・1・7】 4番人気【0・1・1・8】 5番人気【0・1・2・7】 6~9番人気【4・2・2・32】 10番人気以下【3・2・2・51】 昨年は14年以来、久しぶりに1番人気が勝ったが、その間の勝ち馬8頭中7頭が6番人気以下、さらにそのうち3頭は10番人気だった。荒れる可能性が十分な一戦とみたい。
中日スポーツ