いきものがかり 路上ライブ時代の“珍客”対処法「お客さんに笑ってもらえるように」「全部受け止める」
男女ユニット「いきものがかり」が、9日放送の日本テレビ系「with MUSIC」(土曜後7・56)に出演し、路上ライブ時代のエピソードを語った。 アーティストになる夢をかなえるため、結成当時、町田、相模大野、海老名、本厚木など小田急線沿いの8つの駅で路上ライブを行っていた。 ライブでは不思議な聴衆に遭遇することもあったという。吉岡聖恵(40)は「酔っ払ったおじさまが来て」と、ある日の出来事を回想した。「“お嬢ちゃん、マイク貸してよ”って。え?え?え?どうしようと思ったんだけど、お客様がいてくださるので、マイクを貸すんだけど、内緒で音の出るところから電池を抜いて、お客さんを動揺させないように電池、電池って隠れてみせて、サラリーマンの人が“(音が)出ないよ、出ないよ…”って。お客さんに笑ってもらえるように」。MCのフリーアナウンサー有働由美子は「めっちゃ臨機応変」と感心していた。 水野良樹(41)は「戸惑った顔をすると、トラブルが起きているみたいな感じで、お客さんが引いちゃうんですよ。なので、全部受け止める」と説明。聴衆との間になぜかヘッドスライディングで割り込んで来る人もいたというが、水野は「アウト!ってやる。そうすると、とりあえずウケるから」と、当時の立ち回りを披露。有働は「うそでしょ?」と大笑いしていた。