米インディード、従業員の8%削減へ-ここ2年で2回目の人員整理
(ブルームバーグ): リクルートホールディングス(HD)傘下の米求人検索サイト、インディードは、全従業員の約8%に相当する約1000人の削減を計画している。人員削減はここ2年で2回目。労働市場が冷え込む中、事業の簡素化を図る。
今回の人員削減は米国で集中的に行われ、研究開発(R&D)部門や、顧客にプロダクトを提供する一部のチームが主な対象になると、クリス・ハイムス最高経営責任者(CEO)が13日の従業員宛てメッセージで指摘。同社はR&Dチームの「大幅な再編」を進めており、管理職層を縮小するとともに、カリフォルニア州フォスターシティのセールスとカスタマーサポートの職務の大半を廃止しているという。
インディードは昨年、売上高が伸び悩む中、コスト削減のため2200人を削減。当時とは対照的に、今回の人員削減は組織の肥大化を抑え、意思決定を迅速化することを目的としている。また、今回は「大半の従業員」に対して、前回よりも多くの退職手当を支払う方針だとハイムスCEOは説明した。
インディードによれば、英国やアイルランド、オーストラリアの従業員も対象となる。対象者の数は明らかにされていない。
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原題:Job Site Indeed Cuts 8% of Staff in Second Layoff in Two Years(抜粋)
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Matthew Boyle