8秒で8回ラケット叩きつける蛮行!ラケットはペチャンコ、破片は相手が片付け<男子テニス>
BNPパリバ・オープン
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日にシングル3回戦が行われ、第27シードのT・フリークスポール(オランダ)は第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)に6-7 (7-9), 3-6のストレートで敗れ、初のベスト16進出を逃した。この試合で第1セットを落としたフリークスポールは激しくラケットを破壊する蛮行に及んだ。 【動画】わずか8秒でラケットを激しく破壊!ラケットはペチャンコ 27歳で世界ランク27位のフリークスポールが同大会に出場するのは3年連続3度目。昨年は3回戦でC・アルカラス(スペイン)に敗れた。 今大会はシードのため2回戦からの登場したフリークスポールは2回戦で同57位のY・ハンフマン(ドイツ)を下し2年連続で3回戦に進出した。 同6位のズベレフとの顔合わせとなった3回戦の第1セット、フリークスポールは第3ゲームで先にブレークに成功し第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。しかし、このゲームでズベレフにブレークバックを許すと勝負はタイブレークにもつれ込む。 タイブレークでも先にセットポイントを握ったのはフリークスポールだったが、セットポイントを2本逃し、逆にズベレフに2本目のセットポイントを握られた場面でフリークスポールがフォアハンドをミス。このセットを逆転で奪われたフリークスポールは約8秒間で8度ラケットをコートに叩きつける蛮行に及び警告を受けた。 第2セット開始時には飛び散ったラケットの破片を対戦相手のズベレフが片付けるシーンもあった。 なんとか切り替えたいフリークスポールだったが、第2セットでは終盤で2度のブレークを許し1時間43分で敗れた。 一方、勝利したズベレフは4回戦で第10シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは3回戦で第20シードのA・ブブリク(カザフスタン)を下しての勝ち上がり。
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