【じゃがいものチヂミ】カリカリ&ホクホクの絶品を極旨だれで!料理研究家・松田美智子の旅するごはん#2
【作り方】
(1)ピリ辛だれを作る ボウルにコチュジャン、レモン汁、ナンプラーを加えてよく混ぜる。粉びき・中びき唐辛子を少量ずつ加え、味を見ながら好みの辛さに調整する。 (2)衣を作る ボウルに片栗粉、薄力粉、すり下ろしたにんにく、溶き卵を合わせてよく混ぜる。だし汁を加えてなじませ、塩を加える。 「だし汁のかわりに水でもOKです」 (3)じゃがいもを棒状に切る じゃがいもは皮をむき、繊維に沿って縦に3~5mm幅に切り、さらにマッチ棒より太めの棒切りにする。 (4) じゃがいもに衣を絡める 衣が入ったボウルにじゃがいもを加え、両手で底からじゃがいもをすくうようにして衣を絡める。5mmに切った干しえびを入れ、じゃがいもを崩さないようにやさしく合わせる。 「干しえびはうまみも食感も出ますし、仕上がりの色もきれいです。ソーセージやベーコン、ツナなどもおいしいですよ。絡めたときに衣が手に少し残るぐらいですと、焼いたときにじゃがいもがバラついたりしないので、もしも衣が流れてしまうようなら、片栗粉や薄力粉を足して調整してください」 (5)フライパンで焼く よく熱したフライパンにごま油を多めに引き、お玉でじゃがいもを少量ずつすくって並べる。蓋をして中強火で1分ほど焼いてフライ返しなどで返し、ギュッと押さえる。中火に落として蓋をし、ふたたび1分ほど焼く。 「ここでじゃがいもがバラつくようなら、片栗粉や薄力粉を振ったり、あるいは溶き卵をかけてまとめるのも手です!」 (6)できあがり! 春菊とピリ辛だれを添えた皿に、チヂミを重ねて盛りつける。 「春菊など旬の青菜、あるいは香味野菜などを添えられると、ちょっとおもてなし感も出ますよね。チヂミと一緒にピリ辛だれでいただくと風味も栄養価もアップしますし、おすすめです」 取材・文/神史子
松田美智子
1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。近著に『65歳からの食事革命』(文化出版局)などがある。
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