祖父母が「200万円」を、大学の進学費用として渡してくれます。制度を使えば「非課税」で受け取れるそうですが、届け出などは必要ですか?
教育資金の一括贈与非課税措置に利用する口座開設
教育資金の一括贈与非課税措置に利用する口座開設は、決められた手順に沿って進めなければなりません。まず教育資金口座の開設などをおこない、教育資金非課税申告書を金融機関や信託銀行に提出します。 これは、信託や預入等をする日(通常は教育資金口座などの開設の日)までに提出をして、金融機関からの承認を受ける必要があります。金融機関などが受理した日に、受贈者の納税地の所轄税務署長に提出されたものとみなされます。 教育資金口座の手続きなどは金融機関によって違いがあるので、取り扱いの有無を含めて事前に各金融機関に確認をしておきましょう。
まとめ
教育資金の一括贈与非課税措置は、まとまった金額を贈与する際におすすめの制度で、管理についても金融機関に任せられるのも強みです。ほかにも、暦年贈与や都度贈与などの制度もあるので、それぞれの家庭の状況などに合わせて利用しましょう。 出典 国税庁 祖父母などから教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度のあらまし 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部