ビトタケシ、大粒の涙流し「申し訳なかった」 エスパー伊東さん・南部虎弾さんをしのぶ
日テレNEWS NNN
1月に63歳で亡くなったお笑いタレントのエスパー伊東さんと、同じく1月に脳卒中のため72歳で亡くなったパフォーマンス集団・電撃ネットワークの南部虎弾(なんぶ・とらた)さんの合同お別れ会が23日、東京・港区で行われました。 【画像】63歳で亡くなったお笑いタレント・エスパー伊東さん 祭壇中央には、エスパー伊東さんと南部さんの遺影が飾られ、生前親交のあった著名人やファンら約550人が故人をしのびました。
■「南部さんと一緒にエスパーを送ろうって話していたのに」
エスパー伊東さんが所属していた事務所の社長で、ものまね芸人のビトタケシさん(61)は「僕のところ(事務所)に来たのは、2018年。電話がかかってきて“事務所に入れてよ”って言うんですよ。“うち個人事務所だし、他ほとんどいないよ”って言ったら、“いいです”って言うんで、“会って話をしましょう”って。あの人、何か知らないんですけど、2時間前くらいに必ず来る癖があるらしく。その時もカラオケボックスで会ったんですけど、2時間前に来ちゃって歌も歌わず、ずっと座っていたらしい」と、人柄がわかるエピソードを明かしました。 そして、「ここに本当は、南部さんがいないといけないんですよ。南部さんと一緒にエスパーを送ろうって話していたのに」と、生前の南部さんとの会話を振り返り、言葉を詰まらせたビトさん。「コロナがすごく引っかかってしまって、なかなかお会いすることもできなかった。本当に申し訳なかった。本当に許していただきたいなと思う」と、大粒の涙を流して語りました。 最後に、「きょうは皆さんで明るく、楽しく、派手にということなんで。(予定していた)6分過ぎてる?」と確認すると、司会から「現在10分です」と指摘され、会場は和やかな雰囲気に包まれました。