チェルシー移籍が決定的となった20歳FWオモロディオンを現地メディアは高評価 「プレミアリーグの屈強なDFとも張り合える」
U-23スペイン代表としてパリオリンピックにも出場
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏により、チェルシー行きが決定的と伝えられたアトレティコ・マドリードの20歳FWサム・オモロディオンだが、現地メディアは同選手を高く評価しているようだ。『The Athletic』が伝えている。 【動画】チェルシー行きが決定的となったオモロディオン 「オモロディオンはチェルシーが求める背が高く、俊敏で、体格に優れ、21歳未満の9番型ストライカーという特定のプロフィールを網羅している。彼は機動力があり、体格にも恵まれているため、プレミアリーグの屈強なDFとも張り合える。また技術力も高く、ポジショニングにも優れていることからエンツォ・マレスカ監督のシステムにもフィットするだろう」 オモロディオンがチェルシーのスタイルに合致することを強調した『The Athletic』。同メディアは加えてオモロディオンとプレミアリーグの他のストライカーとの比較についても言及している。 「オモロディオンとプレミアリーグのライバルクラブのトップストライカーたちを比べると、多くの共通点がある。未だ同レベルとは言えないが、オモロディオンはプレミアリーグで最も得点力があるマンチェスター・シティのアーリング・ハーランド、リバプールのダルウィン・ヌニェス、マンチェスター・ユナイテッドのラスムス・ホイルンドと共通する特徴を持っている。彼は相手チームのペナルティエリア内でスペースを見つける素晴らしい能力ある」 『The Athletic』にプレミアリーグで活躍する世界屈指のストライカー達に匹敵するポテンシャルがあると太鼓判を押されたオモロディオンだが、23-24シーズンはレンタル先のアラベスで35試合8ゴールとまずまずの成績。U-23スペイン代表としてパリ・オリンピックに出場するなど将来有望であることは間違いないだろうが、果たしてプレミアリーグでその才能を開花させることはできるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部