「アザラシと泊まれる」波紋の動物園、改善方針を発表 一方で「事実と異なる内容の流布や迷惑行為」とも主張
「不快に思う方がいらっしゃること自体が私どもの本意ではございません」
動物園は20日、公式サイトおよび公式Xを通じて「エンリッチメント(動物の生活を豊かにし、自然な行動を引き出すための環境づくり。)にリニューアルします」との声明を発表した。 SNS投稿をきっかけに動物の展示や飼育に関する意見・問合せが増えているといい、「頂戴した様々な貴重なご意見について真摯に受け止め、改善すべき点は見直していく所存です」。 「私どもは健康な動物たちの姿をお見せすることでお客様に楽しんでいただくことを大切に考えております。不快に思う方がいらっしゃること自体が私どもの本意ではございません。早速、改善計画を策定し、今冬から随時着手して参ります」 一方で、「尚、事実と異なる内容の流布や迷惑行為があり、大変心苦しく思っております」とし、「目に余るものについては関係機関と相談し対応して参ります」としている。 リニューアルの意向を示した動物園には、「動物を扱う施設として基本に立ち返り、人間との距離を置くことを考えてでも動物のためになるような変化を願っています」「今の世の中だからこそ動物福祉にスライドする事は園にとっても+になるでしょう 改善頑張ってください」などとする声が寄せられている。