マセラティが独自のカスタマイズプログラムを紹介 「グレカーレ」と第4世代の「クアトロポルテ」を出展【オートモビル カウンシル2024】
マセラティは2024年4月4日、千葉・幕張メッセで開催される自動車イベント「オートモビル カウンシル2024」(会期:4月15日~17日)への出展概要を発表した。 【写真】オートモビル カウンシル2024に展示されるマセラティ・グレカーレ トロフェオと第4世代のクアトロポルテの写真をもっと詳しく見る(59枚) 今回マセラティは、独自のカスタマイズプログラム「マセラティ・フォーリセリエ」をテーマに出展。フォーリセリエ(FuoriSerie)とはイタリア語で「特注品」を意味し、エクステリアカラーをはじめ、シートやトリムの素材やカラーなど、これまで以上に幅広いオプションから選択が可能とされる。 会場にはこのマセラティ・フォーリセリエによる最新SUV「グレカーレ」と、フォーリセリエの原点ともいえる特別カラーをまとった第4世代の「クアトロポルテ」が並ぶ。 展示されるグレカーレは自社開発の3リッターV6エンジン「ネットゥーノ」を搭載する「トロフェオ」で、「ヴェルデ・スメラルド(エメラルドグリーン)」の外装色と、プレミアムレザーや3Dカーボンファイバートリムが採用されたインテリア、21インチの「ペガソスタッガードホイール(グロッシーブラック)」が特徴である。 第4世代のクアトロポルテはイタリアのカーデザイナー、マルチェロ・ガンディーニの手になるエレガントな4ドアスポーツサルーン。1994年4月のトリノモータショーで発表された。ガンディーニは「カムシン」や第2世代の「クアトロポルテ」、「チュバスコ」「シャマル」、第2世代の「ギブリ」など過去に多くのマセラティ車をデザインしており、第4世代のクアトロポルテは同氏が最後に手がけたマセラティとなる。 この展示車両は「エヴォルツィオーネ」のV6モデルで、顧客からのオーダーにより、カタログにはない「ロッソインディアナポリス」の外板色をまとった、まさにフォーリセリエの起源ともいうべき特別な一台と紹介される。 (webCG)
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