沖縄・陸自ヘリ墜落 エンジン2基の出力低下が原因か
日テレNEWS NNN
去年4月、沖縄県で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落した事故で、機体に2基あるエンジンの出力が低下したことが墜落原因とみられることが分かりました。 去年4月、沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落し、搭乗していた10人全員が死亡しました。 防衛省関係者によりますと、陸上自衛隊の事故調査委員会がフライトレコーダーの分析などを行った結果、2基あるエンジンのうち、右側の第2エンジンの出力が低下したのに続き、左側の第1エンジンも出力が低下し、高度を保てず墜落したということです。 通常、片方のエンジンの出力が低下しても、もう片方がバックアップして飛行できますが、何らかの要因でバックアップが働かなかったということです。 陸上自衛隊は、今月中にも調査結果を公表する見通しです。