うらやましいー! 元野球選手とカレーを一緒に食べる 那覇市の小学生70人
【那覇】巨人軍監督を歴任した原辰徳さんら元プロ野球選手が8日、子どもの居場所事業を行う若狭児童館を訪れ、若狭小学校の児童約70人とキャッチボールをしたり、カレーを一緒に試食したりした。 【写真】投球時に意識するポイントは? 元ヤクルト選手 沖縄・浦添市で野球教室 報知新聞社主催の社会貢献活動「キッズベースボール」の一環。特別協賛の健康食品メーカー「ファンケル」が発芽米を使ったカレーを提供し、「なは子どもの居場所・食育セミナー」として初めて企画した。この日児童館を訪れたのは、原さんのほか、斎藤雅樹さん、五十嵐亮太さん、久保文雄さんの4人。 試食会前のレクリエーションで子どもたちは、若狭公園で元選手とキャッチボールを楽しんだ。その後、児童館で発芽米の産地や栄養素をクイズ形式で学びつつ、原さんらと共にカレーを味わった。 キャッチボールで元投手の斎藤さんに褒められた若狭小4年の高松航晴さん(10)は「いい球を投げることができた。将来はプロ野球選手になりたい」と声を弾ませた。 子どもたちに囲まれた原さんは「僕は65歳だが、若返った気分になった。この中にはプロ選手になりたい人もいると思う。夢を持って頑張ってほしい」と激励した。 若狭児童館は、同公民館と子どもの居場所事業「あっとほーむ かめ屋~」を手がけ、利用登録する児童が参加した。(社会部・城間陽介)