[MOM4682]興國MF西村凪隼(1年)_「決めたらヒーロー」の劇的V弾含む2発。目標は関西U-16MVP、全国制覇...
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ] [4.28 関西 U-16 ~Groeien~G1第1節 神戸弘陵高 2-3 興國高 ダイセル播磨光都第3G] 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 劇的な決勝点を含む2発で興國高(大阪)に勝ち点3をもたらした。後半45+1分、MF西村凪隼(1年=RIP ACE SC出身)は、数的優位のカウンターから空いたスペースを狙ってMF松井勇真のスルーパスに走り込む。 ボールが流れ、「シュート打つの諦めて、相手のクリアをさせんように」切り替えようとしたところで相手にミス。咄嗟に身体を投げ出して放った右足シュートがゴールを破り、決勝点となった。 「嬉しかったです。『決めたらヒーロー』とみんな話してたし、自分も思っていたので、時間帯的にも大きいゴールだった」と西村。逆サイドで待つ仲間たちの下へ駆け寄り、喜びを爆発させた。 この日、西村は個の力でもゴールを決めている。前半35分、敵陣中央でボールを受けると、味方選手の動きに相手DFが釣り出されていることを逃さなかった。切り返してドリブルし、DF間へ割って入る。さらに、右への動きでカバーのDFを外して右足シュート。これをゴール左へ決めた。 ストロングポイントは「中盤でボール受けてから、ゴール前でのフィニッシュとか、周り使ったりとか、そういう攻撃のところ」。加えて、この日は意図的に相手の守りを広げるようなランニングで、味方のスペースを生み出そうとしていた。 そして、2得点の活躍。同じくRIP ACE SC(大阪)出身で、友人の前橋育英高(群馬)FW立石陽向が関東 ROOKIE LEAGUE Aリーグ開幕戦(4月20日)で2得点したことを聞いていた。立石は開幕戦を2-3で落としているが、自分は勝利へ導く2ゴール。すでに2試合で4得点の立石らと今後も競い合いながら、ゴール数と白星を増やしていく。 この日はボールを持った際に前を狙いすぎて失ったりしただけに、「行く時は行く、行かん時は繋ぐっていう判断をもっとできるようにしたいです」と反省。今後は「苦しい時とかに頼ってもらえて、そういうところでも結果出せる選手になりたいです。グロイエン(Groeien)ではとりあえずMVPっていうのを目標に頑張って、チームとしては優勝を目標にして、3年間通しては全国優勝を目標にして頑張りたいです」。まずは課題を改善し、活躍を続けて「関西 U-16 ~Groeien~」MVPと優勝を勝ち取る。
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