限定ライドシェア導入へ 政府、地域限定で来春にも
政府が、普通免許しか持たない一般ドライバーでも自家用車に有料で客を乗せて走る「ライドシェア」について、地域を限定する条件付きで来春にも導入する方向で調整に入ったことが12日、分かった。タクシー運転手が不足している都市部や観光地を対象とする案が有力だ。タクシー会社が運行管理することも要件とする方向。 政府の規制改革推進会議の作業部会が12日、タクシーの運転手不足への対応策を非公開で協議した。限定ライドシェアについては、年内にも結論を出すことを目指す。 限定ライドシェアの導入に向け、来年3月末までに制度を整備したい考えだ。タクシーが不足する時間帯に運行を限定する案もあり、今後詰める。