【NFL】ブロンコスがQBウィルソンに放出を通告
ウィルソンはブロンコスの司令塔として30試合に出場し、チームを11勝19敗に導く中でパス成功率63.3%、6,594パスヤード、タッチダウン42回、インターセプト19回を記録。ブロンコスはウィルソンを司令塔に据えた2022年以降で、試合平均18.9点(26位)、試合平均311.7ヤード(27位)と、攻撃面でリーグの中でも特にひどい成績を残している。
ウィルソンの退団が目前に迫る中、ブロンコスは当面、QBポジションでの通算先発数が合わせて5回のスティッドハムおよびベン・ディヌッチと共に前進していく。ブロンコスは2024年NFLドラフト全体12位指名権も保持しているため、これをQBの有力候補に使う可能性はあるだろう。
35歳のウィルソンはNFLでの13シーズン目を迎えようとしている。デンバーでは低迷していたものの、プロボウルに9回選出された経歴を持つウィルソンは、スーパーボウル時代でNFL屈指のパサーレーティング(100.0)を誇り、キャリア通算で4万パスヤード以上と5,000ランヤード以上を記録しているNFL史上唯一の選手だ。
最近の発言でも示されていたように、ウィルソンはまだプロとしてやり残したことがあると感じている。ただ、ウィルソンがそれをデンバーでやり遂げることはない。