上手に鳴ったよ 小学生が楽器体験【長野県飯田市】
小学生を対象にした楽器体験「楽器とあそぼう」が5日、長野県の飯田文化会館であった。親子連れ129人が参加し、オーケストラで登場する楽器に触れて体験した。 「オーケストラと友に音楽祭」のうち、子どもたちが音楽ともっと仲良くなれるように―と願いを込めて開催するオケ友音楽広場の一環。 飯田高校弦楽班や地元音楽団体有志らが一対一で教えた。子どもたちはバイオリンとビオラ、チェロ、コントラバス、打楽器の中から興味のある楽器を体験する列に並び、持ち方や鳴らし方を聞いた。はじめは緊張した表情だったが、うまく音が出ると笑顔を見せていた。打楽器の体験コーナーにはティンパニやトライアングル、チャイムなどさまざまあり、にぎやかな音が響いた。 松尾小1年の女子児童(6)はビオラに挑戦。「弓を動かすのが楽しかった。いろいろな音が上手に鳴ってうれしかった」と話していた。