不振の巨人23歳主砲候補が1週間ぶり実戦 ミニキャンプ効果で複数安打「モチベーション上げていきたい」
◆イースタン・リーグ 巨人4―5楽天(5日・ジャイアンツ) 巨人の増田陸内野手(23)が5日、復調の兆しを見せた。打率1割台と不振で5月29日を最後に実戦から離れミニキャンプを実施。イースタン・楽天戦(G球場)に「7番・三塁」で出場すると、1週間ぶりの実戦で複数安打をマークし「やろうとしていることの成果が出て、結果的に安打になった。これからは(状態が)上がってくるかな」と手応えをにじませた。 【動画】増田陸が左手一本で打撃練習 ミニキャンプの間、同じ右打者で韓国プロ野球(KBO)通算269本塁打を放った朴錫ミン育成コーチとマンツーマンで打ち込みを実施。上半身は意識せず下半身の回転で打つ、トップの位置からバットを「一発で出す」の2点を助言され、結果につなげた。22年に5本塁打を放った打撃が売りの若武者は、「監督、コーチに機会を与えていただいてすごく感謝していますし、しっかりとできたと思う。モチベーションを上げてやっていきたい」とリスタートを切った。(小島 和之)
報知新聞社