【バドミントン中国マスターズ】男子シングルスは日本の3選手がベスト4入り! ダブルスも福島&廣田、志田&松山も準々決勝を突破!
11月24日に開催されたBWFワールドツアー・中国マスターズ(深圳/Super750)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本勢は、男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスの3種目で準々決勝に挑んだ。 男子シングルスは奈良岡功大、西本拳太、常山幹太が準々決勝を戦い、3選手がベスト4に勝ち進んだ。2回戦でアンダース・アントンセン(デンマーク)との110分のタフマッチを制して準々決勝に勝ち進んだ奈良岡は、インドのプラノイ・H.S.と対戦。第1ゲームを21-9で圧倒した奈良岡は、第2ゲームも14本に抑えて勝利。西本はマレーシアのリー・ジジャを21-11、21-12で一蹴し、準々決勝を突破。常山は、地元の石宇奇(シー・ユーチー/中国)を下して2回戦を勝ち上がったクリスト・ポポフを2-0で退け、ベスト4進出を決めている。 女子ダブルスは、福島由紀/廣田彩花と志田千陽/松山奈未が準決勝に進出を決めた。福島/廣田は、前週の熊本マスターズ(Super500)で優勝を飾った鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシャン/中国)との第1ゲームを24-22で奪うと、続く第2ゲームも13本に抑えてベスト4入りを決めた。 志田/松山は、韓国の李紹希/ペク・ハナを2-0で撃破。第1ゲームは11-14とリードされた場面から連続ポイントで逆転した志田/松山が、そのまま押し切って21-16で先制。第2ゲームも互いに主導権を譲らない接戦となったが、最後は志田/松山が振り切って21-17で勝利を飾った。 韓国の鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)と対戦した松本麻佑/永原和可那は、1時間47分の大接戦を繰り広げたが、ファイナルゲーム17本で敗戦。10月に開催されたヨーロッパ遠征から続く連続ベスト4進出はならなかった。 女子シングルスは、奥原希望がベスト4進出をめざして地元の王祉怡(ワン・ジーイ/中国)と対戦。第1ゲームを先に奪われた奥原だったが、第2ゲームは21-11で取り返し、勝負の行方はファイナルゲームへ。熊本マスターズから復調気配が目立つ奥原だったが、最終ゲームは8-21で敗戦。上位進出は逃したが、ベスト8の成績で今大会を終えている。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO