BE:FIRST・SOTA「みんなで初の海外撮影でした」 自分たちの“楽しさ”を体現したMVの秘話を語る
アルバム収録曲『Blissful』のMV撮影秘話
SOTAデビュー前からダンサー兼振付師として活躍し、ダンスの世界大会では4度の優勝を経験している。BE:FIRSTに加入してから、音楽制作に対する考え方はどのように変化したのか聞いた。 SOTA:いっぱいあるんですけど、自分が楽しむ音楽というよりかは、メッセージ性を乗せることはすごく意識しています。踊り手としても、「踊ったらおもしろい音」っていう好みから、全体を幅広く見られるようになったなと感じますね。 長井:『2:BE』にこれまでの思いがたくさん詰まっている感じがしますね。アルバムのなかでイチオシの楽曲は何でしょうか? SOTA:夏に出した意味も込めて、やっぱり『Blissful』ですかね。夏を感じるようなチューンで、聴きやすさを感じながらも僕たちが好きなヒップホップというカルチャーの音も鳴っている楽曲になっています。やる側としても受け取る側としても、すごくいい表題曲になったなと思います。 長井:MVはニューヨークで撮影されたんですよね。 SOTA:みんなで初の海外撮影でした。 長井:MVではみんなでピザを食べたり古着屋さんに行ったりしていて、観ていてこっちも嬉しくなりました。撮影はどんな感じでした? SOTA:「撮るよ~」って感じもなく、ひたすら遊んでいましたね。ダンスを踊るときは「こことかよさそうじゃない?」みたいな感じで踊ったものが使われたりしていました。最後に自分が踊って終わるところはみんなで何カットか撮ったんですけど、たまたま俺のが使われただけなんですよ。 長井:そうだったんですね! SOTA:「誰のが使われるかな」って話していて、「俺か。しかも、俺のふざけているほうかよ」みたいな感じでした(笑)。もっと本気で踊っているほうもあったんですけど、ふざけているほうが使われることになりました。 長井:MVの撮影って段取りをしっかり決めることもありますけど、今回は素のバイブスが見えましたね。 SOTA:俺らが楽しんでいる状況を見て、その楽しさが広がっていくのが楽曲のテーマだったんですね。MVでもそれが体現できたのがよかったです。