ド軍WS胴上げ右腕がライバル球団へ“流出”危機「呼び戻してくれることを願っているが」複数球団による争奪戦も
ドジャースからFAとなっているウォーカー・ビューラーについてジャイアンツが興味を示していると、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が伝えている。 【動画】何をやってる!?ビューラーが優勝パレードで歓喜のテンション 同メディアは「FAのウォーカー・ビューラーがまだ市場にいる。多くのファンがドジャースがビューラーを呼び戻してくれることを願っているが、ナ・リーグ西地区のライバル球団がこの先発投手の獲得に乗り出している」と報じた。 また、「米スポーツ専門局『ESPN』のバスター・オルニー記者によれば、ビューラーはこの冬に獲得可能な先発投手の中で最も実績のある投手の一人だが、彼の代理人はオプトアウトを含む複数年契約を求めている」とし、同メディアはその上で「ジャイアンツは先発投手を探してローテーションを強化するだろうと、もっぱらの噂だ」と記している。 ビューラーは今季16試合に先発して1勝6敗、防御率5.38だったが「プレーオフに進出すると、ビューラーはスイッチを入れた。かつては制球に苦しんでいた右腕が、突然絶好調になったように見えた」と、ヤンキースとのワールドシリーズ第3戦で5回無失点、第5戦では胴上げ投手にもなっている右腕の変貌を伝えた。 「10月の彼の好調なパフォーマンスは、複数のチームの注目を集めた」とし、「ヤンキースも、マックス・フリードと8年総額2億1800万ドル(約331億円)の契約を結ぶ前に、ビューラーと交渉していた。レッドソックス、タイガースなどもビューラーに興味を示している」と、ビューラーにはジャイアンツ以外にも複数の球団が関心を寄せているようだ。 そして「もしビューラーがサンフランシスコに移籍すれば、来季はドジャースと頻繁に対戦することになるだろう」と、同じナ・リーグ西地区のライバル球団への流出を危惧していた。 果たしてビューラーはドジャースと再契約するのか、移籍してしまうのか。今後の動向に注目が集まる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]