20年以上ぶりに古着屋に行って決意したこと。できる人ができることをしたらいい【エディター昼田祥子】
こんにちは、エディターの昼田です。 新品じゃない、いわゆるセカンドハンドの洋服。大学生の頃は古着屋さんによく通っていたなと思います。もっぱらその理由は、お金がなかったからですけどね。 【着こなし画像】シンプルなのにこなれてる! 昼田祥子のコーディネート一覧 このあと私はストリート系のファッション誌で働くことになり、古着よりも新品、人気ブランドの新作を追いかけることに夢中になっていき、私のファッション史から古着が消えていきました。 ところが先日の記事に書いたようにフリマでの出来事があり、いやいや、今すでにある服にだって価値があるじゃないかと。それでふと通りかかったラグタグに入ってみたんです。 ラグタグの存在は知っていたけれど、実は入ったことが一度もありませんでした。古着屋のイメージって、商品がぎゅうぎゅうに並んでいて見づらくて、独特の匂いがあって、大人の私にはもう見るのがしんどいだよなぁ……。というのは私の勝手な思い込みでしたね。ラグタグ、いいじゃないですか。 私がいいなと思ったのは ・商品の陳列がゆったりしていて見やすい ・商品がカテゴライズされていて探しやすい ・商品の状態が良好 そして何より店員さんのブランドに対する商品知識が豊富だし、みなさんフレンドリーで好印象。居心地がいいんですよ(笑)。 値段のハードルが下がれば、着てみたかったブランドやアイテムにもトライしやすくなるし、実店舗だから試着もいろいろできます。 大学時代はサイズが合えば簡単に買ってましたけど、今は違います。ジャストサイズかどうかよりも、イメージしている全体のシルエットが実現できるかどうかを丁寧に見極めています。だからこそマッチングは難しくなりますよね。20年以上もすれば私も進化して当然。見る目は厳しくなりました。 一般的なショップで買う方がラクだし、選ぶ手間もかかりません。けれど新しいものをどんどん作り出し、大量消費を促していく社会でいいんだろうか。 そういえば、ユニクロの新しい試み「ユニクロ古着プロジェクト」。回収した服を染めたり、手を加えることで再び販売していくというもの。世田谷千歳台店と天神店で8/31までポップアップショップが開催されているので、チェックしに行ってみました。