“ふるさと納税マネー”で約24億円の“全天候型遊び場”建設へ! 納税額新潟1位の燕市に25年3月プレオープン予定
2022年度のふるさと納税額で新潟県で1位となった燕市にふるさと納税を活用し、県央地域最大規模となる屋内型の子ども遊戯施設が建設される。2024年1月から本格着工し、2025年3月にプレオープンする予定だ。 【画像を見る】完成予想イメージ図 燕市に約24億円の全天候型遊び場を建設へ
“全天候型の遊び場”建設へ! 年齢別に3つのエリア
全天候型子ども遊戯施設をめぐっては、燕市が子育て世代を対象に行ったアンケートで「天候に関わらず、雨の日でも気にせず楽しめる遊戯施設をつくってほしい」という声が多数寄せられたことから建設が決まった。
2022年度のふるさと納税額が約55億円と新潟県で最も多かった燕市。 全天候型の遊び場の総工費は約24億円で、クラウドファンディング型のふるさと納税約19億円と国のデジタル田園都市国家交付金約5億円で賄う予定だ。 施設は一部鉄筋2階建てで、おおむね0歳～2歳、3歳～5歳、6歳以上を対象にした3つのエリアに分けられる。
「よちよちひろば」では、おおむね0歳～2歳の幼児が安心して遊ぶことができる。
「すくすくひろば」は3歳～5歳が対象。坂や洞窟がある。
「わいわいひろば」は6歳以上が対象。うきの入ったトランポリンやゴロゴロ転がれる遊具で、思いっきり遊ぶことができる。
さらに、交流スペースでは飲食も可能なほか、子育て世代向けに広い授乳室やおむつ替えスペースも設けられる。
また、施設には子どもたちに遊びの提案を行うプレイリーダーと呼ばれる職員が常駐し、子どもたちの“やってみたい”を引き出す考えだ。
“子どもが一日中楽しめるエリア”で人口流入に期待!
全天候型子ども遊戯施設の周辺にはゴーカートが人気の「燕交通公園」や知育玩具で遊んだり体験学習ができる「こどもの森」などがあり、周辺一帯が「子どもが一日中楽しめるエリア」に。
施設の利用定員は220人程度で市民は無料、市外利用者は子ども400円・大人300円。平日は午前と午後の2クール、休日は4クールの総入れ替え制を想定している。また、予約認証システムも導入し、利用日の3カ月前から予約を受け付ける予定だ。 全天候型子ども遊戯施設は2025年1月に工事が完了し、3月のプレオープンを目指している。 子どもたちの新たな遊び場の完成で、子育て世代や若い世代の燕市への人口流入が期待される。
(NST新潟総合テレビ)
