熊本県内初、自動運転実証実験を12月18日開始へ
NTT西日本、イオンモール、宇城市は12月2日、「自動運転社会実装推進事業コンソーシアム協定」を締結し、JR小川駅とイオンモール宇城間で熊本県内初の「宇城市自動運転実装推進事業」を実施すると発表した。
この実証実験は、12月18日から24日までの期間に行われる。運行ルートは、JR小川駅からTOHOシネマズ宇城、イオンモール宇城、市立ふれあいスポーツセンター前、クリーニングおのかみや前を経由し、再びJR小川駅に戻る循環ルートだ。
使用される車両は「EVO(エヴォ)」で、定員は12名だが、実証実験時は乗客9名とオペレータ1名の計10名で運行する。最高速度は20km/h未満で、1回の充電で約9時間、100kmの自動走行が可能だ。
この実証実験を通じて、宇城市の地域住民や周辺地域、観光客が安心して利用できる安全で快適な自動運転サービスの実現を目指す。
また、地域の課題解決を図り、地域の公共交通の改善に寄与することが見込まれている。
レスポンス 森脇稔