牧場の魅力、40年ぶり新たに 那須塩原の千本松牧場 レストランと売店リニューアル
那須塩原市千本松の千本松牧場を運営するホウライ(東京都中央区、小野直樹(おのなおき)社長)は23日、40年ぶりにリニューアルした同牧場のレストランと売店を報道機関に公開した。オープンは25日で、看板メニューのハンバーグやミルクプリンを新発売する。 新施設は、旧レストラン(ジンギスカン食堂)の向かいに新築した。木造平屋建てで、延べ床面積約1490平方メートル。レストランはテラス席を含めて約400席あり、生ハンバーグを一口ずつ鉄板で焼く「千本松牧場牛100%ちぎりハンバーグ」(1980円)など、自社製の乳製品や地元の食材を使った料理をそろえた。 売店では「PURE MILKプリン」(480円)を新たに発売し、オリジナルスイーツや地元の特産品など450種類を扱う。レストランと売店の間に設けた「にぎわい広場」では、週末などにイベントを開く。 小野社長は「自社生乳を生かしたブランドの発信拠点として、牧場の魅力を高めたい」と話した。11月から旧レストランと売店を取り壊し、子どもたちが遊べる親水施設などを備えた「ランドスケープ」を整備する。オープンは来年4月の予定。