40~50代が婚活アプリで、トラブルになりたくないなら「3つのルール」を厳守! 「デート服は4着だけ」にするといいのはナゼ?
結婚歴のある50代男性からはモテるけれど…
いざ登録してみて、R子さんは「婚活での自分の市場価値」を突きつけられたといいます。具体的には、50代以上の結婚歴のある男性からはメッセージがたくさん届くけれど、同世代やそれ以下の人からは、妻を亡くしたシングルファーザーからしかアプローチがない、とのこと。婚活では、男性は年下の相手を望む傾向があるので、それは無理もないことです。 私がR子さんに伝えたのは、「お断りするのはもちろん自由。でも、アプローチしてくれたことには心の中で感謝しましょう」ということです。断るのも、断られるのも、婚活では日常茶飯事です。特にネットではたくさんの出会いがあるので、断ったり断られたりするたびに一喜一憂していたら身が持ちません。断られても気にせず、断るときは心の中で相手に感謝をして、軽やかに出会いを楽しむのがコツです。 R子さんは、アプリでメッセージをやりとりした約10人と、婚活パーティーで話をした約20人の中から、5人の男性と2人で会ってみることにしました。 婚活仲間に「よほどイヤな相手でなければ、最低3回は会ってみるべし」というアドバイスを聞き入れて、初対面でときめきを感じられず、今までならお断りしていただろう相手とも、できるだけもう一度会ってみることにしたのだそうです。
「初対面の相手の車には乗らない」アプリ婚活ならではの注意点も
初めてアプリでの婚活を体験したR子さんは、「知り合いの紹介ではないから、しがらみがないところが気楽でいいかもしれない」と感じていました。それこそが、ネット婚活のメリットです。断るのも断られるのも気楽で、並行して複数の人とデートをするのも自由。ただし、万が一トラブルがあったとしても基本的には自己責任になってしまいます。 そこで、 ・初対面では二人きりの空間では会わない。 ・初顔合わせは、1時間ほどお茶をして別れる。 ・相手の車には乗らない。 ということを心がけるようアドバイスをしました。 また、並行して複数の男性とデートをしていると、同じ人と会うときに洋服がかぶってしまうことがあります。 そこで、上下2着ずつ婚活用の服を用意して、「お見合い写真用」「1回目用」「2回目用」「3回目用」と4パターンのコーディネートを決めておくことを私はおすすめしています。短期間に複数の人と会わなければならない婚活では、効率化も大きなテーマ。「婚活ユニフォーム化」も、その一つです。 R子さんも数パターンの婚活コーディネートを用意して、会う回数ごとに着まわしていました。また、「あとでネタになるかもしれないから」と「婚活ノート」を作って、会った場所やそのときに相手と話したことなどをメモしていました。R子さんのように、あえて婚活を楽しむ工夫をするのも、「婚活ウツ」に陥らない秘訣だと思います。 ルール化&効率化をはかって、婚活を楽しみ始めた40歳の編集者R子さんについてお届けししました。 ▶つづきの【後編】では、彼の勘違いから交際がスタート⁉…をお送りします。
アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラー 伊藤友美