復活のシーズンへ マンチェスター・CのK・フィリップス、今季昇格のイプスウィッチにレンタル移籍で合意
マンチェスター・シティのカルヴィン・フィリップスは、今季プレミアリーグに昇格したイプスウィッチへ1シーズンのレンタル移籍することで合意したようだ。イギリス『BBC』電子版など、各メディアが報じている。 【動画|プレミアリーグ昇格!】イプスウィッチの23/24シーズンを振り返る このレンタル移籍は買取オプション条項を含んでいないようで、マンチェスター・CがK・フィリップスの給与の一部を負担すると伝えられている。現地時間15日にメディカルチェックを予定しており、早ければ16日に契約の正式発表がされるという。 K・フィリップスは今夏の移籍市場で、フラムなど他のプレミアリーグのチームへの移籍が噂されていたが、今シーズン昇格を果たし、残留を目指すイプスウィッチへの加入となりそうだ。イギリス『Sky Sports』は同チームへの移籍理由として「キーラン・マッケンナ監督とマーク・アシュトン会長のプロジェクトに感銘を受けたことが要因」と見解を伝えている。 イプスウィッチは今夏、マンチェスター・シティからU-21イングランド代表FWのリアム・デラップを獲得しており、K・フィリップスの加入でマンチェスター・Cから2人目の補強となる。他にも昨季チェルシーからレンタル移籍していたオマリ・ハッチンソンを完全移籍で獲得するなど、すでに6選手を迎え入れている。 2022年の夏にリーズからマンチェスター・Cへステップアップを果たしたK・フィリップスだが、ここ2シーズンは苦難のシーズンを過ごしている。2023-24シーズン後半には、ウェストハムへレンタル移籍し再起を図ったが、出場停止や負傷もあり、リーズで輝きを放ったような活躍を見せることはできなかった。 今シーズンのプレシーズンマッチでは、スペイン代表MFロドリがチームに合流していなかったにもかかわらずCBで起用され、10日のコミュニティ・シールドではベンチ入りにとどまっており、ジョゼップ・グアルディオラ監督の評価を覆すには至っていなかった。 現在28歳のK・フィリップスはイプスウィッチをプレミア残留に導くことはできるのだろうか。K・フィリップスの今シーズンの復活に期待だ。
SPOTV NEWS